太陽熱温水器の存在・・・
こんばんは。シンシーです。
休日なので連日投稿してみます~
歴史は古いです。18世紀ごろから開発され始め日本で初めて出てきたのはなんと戦前。日本で初めて普及したのは第1次オイルショックの後です。石油価格が20倍近く跳ね上がるような現象があったらしく、石油に依存するエネルギー体質となっていた日本では太陽熱温水器が注目されるようになったとのこと。爆発的に売れ出すが、その後代替エネルギーの登場(太陽光発電など)や、太陽熱温水器の押し売り問題などがあり、急速にすたれました。
がしかし、もともと単純な構造でありエネルギー交換率がよいということで根強い人気(?)があり、低調ながらも安定した商品だったらしいです。そして最近では見直される動きもあるようですよ。
太陽光発電のことを一生懸命調べているうちに太陽熱温水器の項目に入って行きました。太陽光発電はその名の通り太陽光を使用して電気を得るシステムのこと。太陽熱温水器は太陽の熱によって水を温める、つまり給湯の温度調節ができるシステムのことです。電気の方がエネルギーの使い道としては幅広いのですが、注目すべきはそのエネルギー交換効率です。太陽光発電は10~20%。太陽熱温水器はなんと40%前後なんです。
おそらくは非常に簡単なシステムということが40%という高変換率の恩恵を受けているんだと思います。
初期投資額は太陽光発電は200万円前後(5kwhほど、2015年1月現在)であり、太陽熱温水器はだいたい20~80万円くらいです。初期費用を抑えたい人にはもってこいですね。
でも熱だけ作ってもしょうがないんじゃ?電気代、ガス代のわずかの部分でしょと思うかもしれません。実は給湯が家庭に占めるエネルギーの割合はだいたい3割程度らしいです。なのでこの部分を太陽熱でカバーしてくれるってのはありがたくないでしょうか。
屋根に載せる太陽光パネルばかり考えていたけど、熱交換率がよくて初期費用が抑えられる太陽熱温水器も考えようによってはありえるなと思った次第です。
私の考えられる唯一のデメリットはそのデザインくらいでしょうか。とにかくダサいww。
だいぶ昔(上の写真)に比べたらましなんですがね><
分離式もあるらしいので、それも考えるかな・・・