スウェーデンドア
こんばんは シンシーです^^
相変わらず更新は夜中のうちに・・・です。
さて、今回話題にしたいのはスウェーデンドアです。
その名の通りスウェーデンで作られたドアです。では日本のドアと何が違うか・・・そう、断熱性能です。
日本のドアを使うのが日本の住宅では当たり前です。
デザインもオシャレですし、見た感じも良い。
ただし・・・唯一の問題点は断熱性能です。
その点、スウェーデンドアはどうでしょう。
私たちが採用する予定のガデリウス社のドアは断熱性能はよさそうです。
その性能をU値(熱貫流率を表した数値)で表わしましょう。
三協アルミという日本を代表するドアメーカーの中の一社ですが、そこはU値の代わりにK値を用いています。どちらも同じ意味でとらえて問題ありません。
その中にK1.5、K2やK3仕様などの言葉が用いられます。
純粋に考えるとK1.5はすごい性能でU値1.5くらいあるのだろうとだれしもが思います。ところが実際に測ってみるとU値は1.74らしいです。
同様にK2仕様というと実際の実測K値は2.33とのこと。
うん?この数値がどうなのかって??
実はこの値、決して高くありません。たとえば高断熱高気密住宅の壁の部分のU値をみてみるとだいたい0.80.1くらいです。(下図参照)
壁の断熱性能はドアの断熱性能より断然よいのです。
なので、高断熱高気密を建てたいと思ってるのにドアがこんな高い値で大丈夫かと思ってしまうんですよね>< だって、この性能の悪いドアから熱が逃げて行ってしまうんですよ・・・
ではそういう中でスウェーデンのドアはどうでしょうか?
なんとU値は1を切ります。上の図では0.8らしいですね。
それでもまだまだ壁の性能には程遠いのです・・・(壁は0.08!)
まあしかし余裕があればドアは高性能が当たり前の方がよいですね~
あ、あと、スウェーデン製のドア、利便性がいまいちなのもデメリットかな。
リモートドアじゃないんですよ。なので毎回鍵を回さないといけないんです。
アナログだ~。まあこれが味があるっていうことも言えなくはないんですが・・・
窓の話はまた今度書きますね。窓の話も熱いですよ~
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