U値とUA値
こんばんはー
シンシーです^^
今日は少し重箱の隅をつつくような話題を・・・
皆、たいして気にしてつかったことないんではないでしょうか?
U値 と UA値 です。
U値 すなわち「熱貫流率」のことで、値が低いほど熱を貫く割合が低い→高性能 となります。
UA値 すなわち「外皮平均熱貫流率」のことで外皮(家の壁や屋根など家を覆っている部材のこと)の平均熱貫流率を指します。これも低い値のほうが高性能ですね。
U値は比較的よく用いられる表現方法です。
世界的にも頻繁に出てきます。
The U-factor or U-value, is the overall heat transfer coefficient that describes how well a building element conducts heat or the rate of transfer of heat (in watts) through one square metre of a structure divided by the difference in temperature across the structure.
以上の英語の表記はwikipediaを参照しています。
なぜUという文字を使うのかはよく分からんかったです。10分調べてあきらめましたw
ですが、非常に分かりやすい概念ですし、覚えておきたい指標です。
以前書いたブログのなかでも紹介してます^^ → コレ
その一方でUA値はどうでしょう。
平成25年度次世代省エネ法の中で出てきましたが・・・
どうやら上記の図から考えるにU値の家全体の平均値、と言ったところでしょうか?
Q値は床面積あたりで計算していたので、新しい基準だと家全体の外皮面積が分母に来ていることもあり、より正確な値になりそうです。
ただし!このUA値、wikipediaには載っていません。英語のサイトを見ても少し印象が日本のものと違います。さらには医学用語で尿酸と出てしまう始末。
少なくとも海外でも日本でも使われているU値に比べてまだまだです。
こんな値を省エネ基準法で使用していいんでしょうか?
なんとなーく心配になってしまいました。
たぶんQ値ほど普及しないんじゃないかな。今でも工務店の人とはQ値で話すし・・(私見w)
(注:建築業界内では当たり前かもしれません。私はシロートなのであしからず)
そもそもC値も義務化されていない以上まだまだザル法なんだろうなと思います。
それともC値はそもそもがクリアするのが当たり前なので敢えて載せないのでしょうかね。そこらへんはも含めて考え出すとキリがないですね・・^^
重ねますが、U値は非常に分かりやすい指標ですし、海外のサイトを見てもよく出てきます。覚えて損はないと思います^^
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