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断熱材はセルロースファイバーを使用

こんばんはー。シンシーです^^

今回は断熱材の話を・・・

 

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断熱材は巷にはいろいろと出回っていますが、有名なものはグラスファイバーです。

私達は最終的には工務店を回っていましたが、それらの工務店の中にグラスファイバーを採用しているところはありませんでした。

よしあしもあるかと思いますが、グラスファイバーを悪く言うところは1社しかなく、それより他の断熱材が良いと思いますと言って下さった工務店が多かったです。

4社中3社はそのように他の断熱材を薦めてくれました。先ほどの残り1社はFPの家に加入している工務店です。そりゃそうですよね。彼らはFPパネルが一番良いと言って売り出しているんだからグラスファイバーやその他の断熱材などは悪いに決まってますw

 

さて、残り3社はそれぞれ断熱材は違っていましたが、最終的に選んだ工務店の採用している断熱材はセルロースファイバーでした。

 

 

セルロースファイバー。

すっかり有名になっていますよね。新聞紙を再利用した断熱材です。

木材を主原料とした木質繊維系の断熱材。繊維自体がもつ無数の空気胞と繊維の絡み合いによりつくられた空気層により断熱効果が高く、吸放湿性も優れている。吹き込み工法が主で、天井裏・壁・床下などに用いられる。

とあります。以上コトバンクから引用してます。

新聞紙を再利用しているので木質繊維です。繊維に絡んだ空気層が他の空間に存在する空気層に移動、伝導ないため熱伝導効率が低い→断熱効果が高いのです。

 

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上記を見れば一目瞭然。明らかに空気層が分かれてますよね。この繊維の不ぞろいなのを見ると新聞紙から作られているということに合致しますね^^

さらには・・・

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アメリカではシェアNo.1とあります。

アメリカに住んでいるときにはあまりまじまじと見なかったんですが、そんなに断熱材として使用してたんですね・・・

 

性能としても文句ありません。

断熱性はもちろん耐火性、撥水性、防音性・・・どれをとっても十分すぎる性能です。

ではなぜ普及しないかというとやはり価格でしょうね><

他には・・・

  ・施工性が悪く手間がかかる

  ・結果、工期がかかり、費用もかさむ

などが主な理由です。

 

さて、総論は以上のようなところですが、やはり自分としては建ったときより、長期間経過してどうかが気になるわけです。

長期的な視野ではたしてどうかというデータがないかを調べました。

すると・・・興味深いデータがありました。

 

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これは吹きつけたセルロースファイバーの時間の経過をみたものです。

株式会社SUITTO さんのHPから借用してきました。すんません>-<

 

これによると沈み率が低いためにセルロースファイバーの偏りがなくなり、断熱効果の減少を抑制できるとあります。この言葉から考えるとおそらく屋根に充填した断熱材のことをいっているのでしょう。

屋根に載せた断熱材は時間がたってセルロースファイバーが重力のせいで沈降してくる、その割合がすくないので、結果として厚みのあるままのセルロースファイバーがその場に残ることになり、つまりはその繊維にからまった空気層を十分保持できるので断熱性能が落ちない、ということになるんでしょう。

地域の違いがあるので鵜呑みにはできませんが、半年近く経過すればあとはほとんどかわらないようですね。すばらしい!!

我が家は壁も同様にセルロースファイバーを用いています。

となると壁についても同じく沈み率が低いので、重力によって断熱材が下に落ちていくと言う確率が低いと思われます。

 

私が考えるに、これは湿気を含むかどうかにも関わってくると思います。

湿気を含みにくい、つまり撥水性が高いのがセルロースファイバーの特徴ですから、そのぶんじめじめして水を含み沈み率が増すということがないんでしょうね^^

 

今回このようなデータに接して改めてセルロースファイバーにして良かったなと思いました。

できれば何十年かたった後のセルロースファイバーの分布図も知りたいですよね~。海外のサイトをチェックしてみるかな^^

何か分かればまた書かせていただきます~

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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