APFとは・・・高気密高断熱住宅においての指標として適切??
ばんはー。
シンシーです^^
本日はエアコンの話題を。
各メーカーのカタログを家電量販店で集めてきてずっと見てます。
エアコンを選ぶ際に必ず比較するべき指標があるのを御存知ですか?
それがAPFです。
以下のサイトにはこういう説明がありました。
それによると・・・
エアコンの「エネルギー消費効率」を表す数値には、以前から使用していた【COP=エネルギー消費効率】と、2007年度から使用されている【APF=通年エネルギー消費効率】2つの種類があります。※2012年目標年度の製品からは、実使用の評価により近い数値ということで、省エネ評価はすべて【APF】に統一されています。
と書かれてあります。
COPの方がいいんだと一部マニアのような人がネット上に書き込んでいますが、単純に考えてAPFの方が「統一省エネラベル」に指定された指標ですし、これに指定されているとどのエアコンも必ず同じような表記をしなければならないという約束があり、私たちが比較しやすくなっています。
上記のようなラベルですね。どのメーカーもこれを書いています。
さて・・・このAPF。
高い数値であればあるほどよいんです。
工務店が私に勧めてくれたパワーは200Vでだいたい4kWの出力(能力)です。
上記のラベルを見て分かる通り暖房と冷房でパワーが違います。
冷房の方が必要とされる能力も消費電力も低いですね。たとえば夏の日に冷房をかけたとしても38度くらいを28度くらいに下げる、つまり温度はだいたい10度前後下げるくらいのパワーしか必要ありませんが、冬の日に暖房をかけると5度くらいの温度を22度付近まで上げますので17度ほどあげなければなりません。
つまり温度差が冬の方が大きいわけで、その分パワーが必要というわけです。
これら冷暖房を使用する1年間での電力を加味したのがAPFというわけです。
少し話がそれましたが、200vで4kWの能力だとするとだいたい14畳ほどのエアコン規格らしく、それを見るとAPFは7.0前後が平均です。(2015年夏現在)
なのでまあ7は超えるエアコンを選ぼうかなと思いました。
さて、そこで問題が生じます。
以前も申しましたが、高気密高断熱住宅で推奨されているエアコンというのはありません。残念ながらそれを意識したカタログを作っていたのはわずか1社しかありませんでした(ダイキンを除く)。裏を返すとまだまだ高気密高断熱住宅でのエアコン選択というのは少数なのだということです。すかすか住宅でのエアコン設置がメインであり、マーケットの原理からすると高気密高断熱を建てるようなコアな客は後回しなんでしょうね。
自分が知りたいのははたして高気密高断熱住宅でAPFはどれほどの重要な位置を占めるのか?? ということです。
かんがえても見てください。仮に24時間ずっとエアコンをつけるとしましょう。それでも十分に省エネらしいですが、その場合だと出力が少ない状態で稼働し続けるエアコンの方が省エネになるんじゃないでしょうか?
ついたり消えたりを繰り返しながら家を一定の温度に保つエアコンの場合ずっと小電力で動き続けるエアコンより省エネじゃないと思うんです。
これ・・・間違ってますかね??
ここらへんをずっと調べていますが、それに当てはまる記事を見つけられないでいます・・・><
高気密高断熱住宅でも十分省エネと謳っているカタログは1社と先に申しましたが、そこの最低出力は冷暖房ともに0.2kWでした。扇風機と同じレベルとのこと。だけれどもAPFは7.0を切ってます。
APFだけ考えると他のメーカーに負けますが、最低出力はここが一番小さいので、このメーカーにしようかなあと今は考えてます・・・
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