いまさらですが基礎の断熱方法はどうなのか??
こんちはー。シンシーです^^
いやー。夏休みに入り子供達がうるさいです。
職場は室内ですが、それでも暑さにへたれてしまい、なかなかやる気がでません。
そしてブログの更新も滞りがちですねw
まあ、書きたいことがそれほどないというのもありますが・・・
ざっと読み返してみてはっと気づいたことがあります。
それはまったく基礎についてお話していなかったこと。
我が家の基礎構造について全くお話していませんでした。
我が家=低燃費住宅における基礎と当初は理解していましたが、どうもそうでもなさそうです。
低燃費住宅のコミュニティは存在しますが、ある程度の工法は各工務店に裁量があるのか、我が家の仕様はどうも他の工務店と違うようですw
もちろん手を抜いているわけではなさそうですので信頼していますが、オリジナルがどうだったのかなんてことも気になります。
例えば外壁の耐力壁なんかは私どもはダイライトを使用していましたがオリジナルはモイスです。熱交換器も我が家は澄家ですが、オリジナルはヴェントサンです。私としてはヴェントサンのほうが手入れという意味では良いのではと思ってしまいますが、まあ、そんなこんなですこしずつ仕様が違います><
よしあしについては今は分かりません。ここらも含めてレポートをしていきたいとは思ってます。需要があればw
さて、そんななか基礎のことです。
基礎については低燃費住宅でどうしているかといったものは発見できませんでした。
100年基礎と謳っていますが、どんな工法かは細かく書いておりません。
しかし外断熱工法を採用している以上どこの工務店でもべた基礎で外断熱を施しているはずです。(私のところもそうですよ^ー^)
まずは布基礎とべた基礎の違いですかね。
家の底がコンクリートで覆われているかどうかで布基礎とべた基礎に分かれます。
祖母の家がまさしく布基礎ですね。そう考えるとべた基礎のほうがより近代的な工法と言えるでしょうか。
べた基礎は高気密高断熱住宅に必須の建築様式です(と思ってます(^^ゞ)。
なぜなら床下そのものも建物の内部と考えているからです。
つまり床下も換気されるのです。
コンクリートで敷き詰められているからといって土中からの湿気やコンクリート自体の湿気は床下に上がってきます。特にコンクリートは新築後1,2年はコンクリート中の水分を床下に吐きだしているらしいです!
床下の空気には湿気を含みそのままにしておくとカビが生えてしまいます。
上記は以下のサイトから拝借させていただきました。
カビが木材を腐らせる原因となっていますので、なるべく湿気を飛ばすには??
そうです。換気なんです。
床下を換気することによるメリットはなんでしょう。
床下の熱は基本地熱の影響を受けています。
地熱は夏も冬も一定の温度を保っているので、床下の温度はリビングスペースの温度に比べ比較的落ち着いているはずです。
それらがコンクリートを介して床下に伝わってきます。これを換気して夏は涼しく、冬は暖かい風が床下から提供されてきますよね^^
このように自然をうまく付き合うことが大事なんですね~^^
さて、ベタ基礎の有名なデメリットが湿気以外にもう一つあります。
それがシロアリです。
コンクリートにシロアリ???
いいえ、違います。外断熱材にシロアリです。
外断熱材もよくシロアリ対策の施されたものを使わないとシロアリが蟻道を作ってしまいます。そのリスクを背負っても外断熱を施す理由は一つはコンクリートの養生です。コンクリートも地中に埋まったままだと酸性度が変化し中性化します。その結果劣化を生じるらしく、やはり寿命を持たそうと思うとコンクリートが土に接する機会を減らすべきです。
実はもう一つ基礎の断熱工法があります。それは基礎内断熱です。上記は基礎外断熱なのですが、今から上げるのは基礎内断熱です。
基礎内断熱工法はシロアリが上ってくるのを抑えることができます。
なぜなら外側はコンクリートが露出するからです。
(どこも100%と言ってないですので、コンクリートを上ってくるシロアリもいるんでしょうね・・・><)
その代わり断熱性能に技術が必要です。
上図をみてください。
断熱材を張らなかった場所から熱が逃げてしまいます。予防法としては・・・
このようにしてあげることで極力熱が逃げないように配慮する必要があります。
そこらへんの手間と工賃を見積もる必要がありますが、きちんとすれば基礎外断熱とそん色ない断熱効果が得られます。
個人的には基礎内断熱を選んでほしかったところですが、我が家は基礎外断熱です。
この点、果たして低燃費住宅の標準工法はどうなんでしょうか??ネット上の情報では分かりませんでした>< 誰か教えてください~
シロアリの防蟻効果が果たしてどれくらい持つのか不安で仕方ありません・・・
土に防蟻薬でもまく必要があるのかな~
低燃費住宅のいろいろなことは本当に素晴らしく納得のいくものであるからこそ低燃費住宅に家づくりをお願いしたのですが、どのハウスメーカー、工務店も必ず通る道ですが、いかんせん低燃費住宅のデメリットは歴史が浅いということです。
これから先に今まで言ってきたことと違う不都合なことも出てくるかもしれません。しかし真摯に家づくりを進めていっていただき、ぜひとも不都合を克服していって長期的に低燃費住宅が正しい仕様であり、本当の住宅と健康を考える会社であってほしいと切に願っています。
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