カビの発育について考える その4 換気扇は回し続けるべきか?
こんばんはー。
シンシーです。
カビに興味を持ち始めていろいろと生活の中でどうするべきかを考えております。
仕事柄、カビとも多少縁がありますので、余計調べるんでしょうかw
さて、今までの流れから、今回は換気扇のお話を。
この場合の換気扇は風呂場を指します。
今までの記事は下記をご参照ください。
今回はその4となります。
今までの話はカビの性能(性質)、湿度との関連、そしてそれらをもとにしたエアコンの話でした。
今回の焦点は風呂場の換気扇です。
今までの話の中で湿度が高い状態を維持している期間がカビの発育に大事だというのは申し上げてきました。
家の中で格段に湿度が高い空間はやはり水回り。特に常に湯気が立ち込める風呂場はかなり危険な場所であることは想像に難くありません。
風呂場のカビ発育予防として挙げられるのは掃除もそうですが、やはり大事なのは換気でしょう。
その場合換気扇が重要になってきます。
我が家はユニットバスなので、換気扇も自動についてきています。
その換気扇を、ではいつ頃onしていつ頃offにすればよいのでしょうか?
皆さんの答えはだいたいこうなるのではないでしょうか?
常時つける!!
私もこの答えです。
この答えのデメリットはなんでしょうか?
真っ先に思ってしまうのはやはり電気代です。
結構かかるんじゃないかと思いませんか?
実はそうでも無さそうです。
これらをみると大体風呂場の換気扇は月に500円を切るか切らないかですね。
なので、ずっとつけているほうがカビなどを心配せずに月500円で家の寿命を買っているものだと考えることもできそうです。
ところで今回調べてみて思ったことは換気扇も使い方と性能が大事だということです。
特に使い方を誤った場合は効果が半減しそうですね~
おおむね上記のリンク先に書かれてあるようなことが正しいのだと思います。
抜粋終わり。
これは想像していた通りですね。
個人的にここにもう一つ足すとすれば・・・
「浴槽のお湯は捨てる、ないしかっちり蓋をする」 ですね^^
換気扇の役割を考えれば連想できるかと思います。
換気扇を回すことによって空気の通り道を作りますが、浴室ドアについてある換気口から空気を入れて天井にある換気扇から空気を出すという空気循環によって湿度の低い空気を循環させ湿度の高い空気と置換するのが目的です。
そして大事なのは常に空気の通り道を一つにしておくことです。
例えば浴室の窓を開放しておくと、せっかく換気扇を回しても空気の入り口が2つあるため空気の通り道を作れないわけです。
なので1か所のみ隙間があれば良くて、それはたいてい最近のユニットバスであればドアにこっそりついています。
なければ人工的にドアないし窓を一部開放しておくとよさそうです。
そして使ったお湯はそのままにしておくと常に水蒸気のもとがあるわけですから、いくら換気して除湿したとしても水がある限りは湿度は低くなりません><
そこまで徹底したとしても常に見かけてしまうカビがいませんか??
このピンク色、カビなんですが、その名も「ルドトルラ」といいます。Rhodotorula属と書くようです。
vol01 赤い水あかの正体は? | 微に入り細に入り | エフシージー総合研究所
上記にあった新聞記事が以下の写真記事です。
(拡大はできないので、リンク先でお願いします)
すごい繁殖力であっという間に生えてきます。
我が家にも必ずいるカビです><
ですが、やはりカビはカビですので、対策としては湿気をためないように気をつけるということでしょうか?そのために換気扇なんですね。
もちろん換気扇より強い扇風機があればなおさらいいですね。
業務用のサーキュレーターなんかがいいかもしれません。
風が多いとそれだけ空気が流れて湿気が飛ぶからです。
高気密高断熱住宅なら風呂のドアを開けてサーキュレーターを回せば、家の換気にもつながっていいんじゃないかとか思ってしまいます。
このとき間違っても窓を開けてしまってはいけません。一つは外気が入ってくる可能性があることと、梅雨の時期なら外気の湿気が高いので、なおさら湿度が高くなるかもしれないからです。
まあなんにせよ換気扇があるなら常時付けて、サーキュレーターがあれば風呂が終わった後水を抜き、電源をonにすれば効果があるのではと思います^^その際窓は閉めましょうね。
まとめになりますが、換気扇はなるべく回し続けましょう。
カビは生えるととるのが厄介です。
水気のある状態は避けましょう^^
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