高気密高断熱のデメリットとは? Part 2
こんばんはー。シンシーです^^
以前もったいぶった高気密高断熱のデメリットについて今回は書き残そうかと思っています。
以前作成した記事に書かれているデメリットとは4つあげていました。
1、息苦しい
2、乾燥しすぎ
3、暑くなりがち(熱が逃げにくい)
4、イニシャルコストがかかる
どれもこれも当然のことですし、さして珍しいことでもありまえん。
しかし完璧に抜けていたことがあります。
それは何か?
5、歴史が短い!
そうです。この家、本当にずっとこのままなのだろうかという疑問です。
日本では北海道から生まれてきた高気密高断熱住宅ですが、これはヨーロッパの方から来た概念です。そこから考えると十分歴史もある概念であり技術ですが、それが日本で育った高気密高断熱となると大丈夫と言えるのでしょうか?よく聞かれるのは日本での高気密高断熱はオイルショックの時から始まったということです。それから紆余曲折しながらまだわずか40年ほどです。
今は、今は快適に過ごせています。まだ1年もたってないけどw 。自分は今この住宅を建ててじゅーぶんに快適に、今までより快適に、人生で一番快適に過ごしているんです。がしかし!!!!
これが今後も同じように過ごしていけるの????
その高気密高断熱住宅・・・日本ではまだまだ日が浅いのであります。
ナミダタケ事件もありましたし、シックハウス症候群もありました。決して順調とはいえませんよね~
-----以下2016年12月21日に追加-----
下記のリンクは北海道の研究会の資料らしいです。
https://www.hro.or.jp/list/forest/research/fpri/rsdayo/16770016001.pdf
-----以上終わり-----
もちろん工務店さんたちは口をそろえて言います。「今はそれらの事件を乗り越えだいぶ形になってきました。快適に健康な住宅に住んで、夏は涼しく冬は暖かく過ごせるおようになったんです!!」と。
それはそのとーり。否定しません。だけどじゃあ何年もつんですか?? と聞けば、「高気密高断熱住宅は湿気をコントロールして躯体が腐朽しないので何年でも持ちます」 と答えます。
理論的にはこれもその通りです。
躯体が腐らないし、地震にも対応したつくりなので何年でも持ちます。日本の家は寿命が30年といわれているので、それ以上持ちます(理論上は!)。
でも実際何年持つのかはわからない!!
現在進行形でしょうが、一体何年持つんでしょうか・・・
しかも何年持つというのは今の機能を維持しながら何年持つんでしょうか。
高い買い物ですから、ここらで実績、つまり歴史があれば今よりもっと普及するんじゃないだろうかと思うんです。 データがあれば説得力もできるのです。
例えばFPの家、2016年現在30周年らしいです。
低燃費住宅を建てる前にFPの家をてがける工務店に行くと、うちは歴史が長いと言われていました。何なら20年以上前に建てたFPの家に見学しに行ってもいいとさえ言ってました。すごい自信です!
実績があるという営業文句ですが、結構消費者からすると安心しますよね。
FPの家の評判 FPの家は、フランチャイズシステムのハウスメーカーです|ハウスメーカーの評判
こういうメーカーがたくさんできて実績と歴史を残せば、もっと日本に高気密高断熱住宅が広まり、需要と供給の関係で安く建てられるようになるのではと期待しちゃいます。
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